第4話 『 権力 』

心していることがある
「権力は必ず腐る」という事実だ
そしてそれは即ち
「権力は勘違いしやすい」という現実だ


オマエの指示だから聞くんじゃない 
社長の指示だから聞くんだ
オマエの名刺から 代表取締役 の文字が消えたら
誰も聞いてくれないんだよ
オマエは優秀でも人間的に出来た奴でもないんだよ


脳ミソの片隅にうるさく鎮座するお目付け役がいる
そいつがいつも呟く 「勘違いするなよ」
・・・うるさいよ わかってるよ



女性陣のボスがいる
ボスと言っても気のいいネエさんだが
いっつも叱られている
(社長を叱る社員もどうかと思うが・・・)

ふっと話をした
「オイラさぁ 記名投票だったら100%の信任を得れると思ってやってる
 でも無記名投票だったら・・・おそらくは50%の支持しかないだろうなって思う。」

ネエさんはオイラの目をまじまじと見つめ
「でもね社長 無記名で50%の支持をもらえる社長って スゴイと思わない?」
そして悪戯っ子の顔になって
「私は社長のこと好きだよ」
そう言って プイっと立ち去った


・・・勘違いしそうだ







※ 以前書いたBLOGだ 今日もネエさんに助けてもらったので夜話に移籍してみた
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by maruto2005 | 2005-05-19 23:56
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